販売名 アキネトン錠1mg
組 成 (1錠中) ビペリデン塩酸塩 1mg
薬 効 抗パーキンソン剤
長期投与
禁 忌

(次の患者には投与しないこと)

1.

閉塞隅角緑内障の患者〔抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状悪化させることがある。〕
2.
本剤の成分に対し過敏症の患者
3.
重症筋無力症の患者〔本剤の抗コリン作用により症状が悪化するおそれがある。〕
効能・効果 特発性パーキンソニズム
その他のパーキンソニズム(脳炎後,動脈硬化性,中毒性)
向精神薬投与によるパーキンソニズム・ジスキネジア(遅発性を除く)・アカシジア
用法・用量 ビペリデン塩酸塩として,通常成人1回1mg(細粒は0.1g,錠は1錠)1日2回より始め,その後漸増し,1日3~6mg(細粒は0.3~0.6g,錠は3~6錠)を分割経口投与する.
なお,年齢,症状により適宜増減する.
用法・用量に関連する使用上の注意 抗パーキンソン剤はフェノチアジン系薬剤,ブチロフェノン系薬剤,レセルピン誘導体等による口周部等の不随意運動(遅発性ジスキネジア)を通常軽減しない.
場合によっては,このような症状を増悪顕性化させることがある.
備 考