販売名 ボンビバ錠100mg ※外来のみ採用
組 成 (1錠中) イバンドロン酸ナトリウム水和物 112.5mg (イバンドロン酸として100mg)
薬 効 骨粗鬆症治療剤
長期投与
禁 忌 (次の患者には投与しないこと)
1.
食道狭窄又はアカラシア(食道弛緩不能症)等の食道通過を遅延させる障害のある患者[本剤の食道通過が遅延することにより、食道局所における副作用発現の危険性が高くなる。]
2.
服用時に立位又は坐位を60分以上保てない患者
3.
本剤の成分又は他のビスホスホネート系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者
4.
低カルシウム血症の患者[血清カルシウム値が低下し、低カルシウム血症の症状が悪化するおそれがある(「重要な基本的注意」、「重大な副作用(類薬)」の項参照)。]
5.
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
効能・効果 骨粗鬆症
効能・効果に関連する使用上の注意 本剤の適用にあたっては、日本骨代謝学会の診断基準等を参考に、骨粗鬆症との診断が確定している患者を対象とすること。
用法・用量 通常、成人にはイバンドロン酸として100mgを1カ月に1回、起床時に十分量(約180mL)の水とともに経口投与する。
なお、服用後少なくとも60分は横にならず、飲食(水を除く)及び他の薬剤の経口摂取を避けること。
用法・用量に関連する使用上の注意
投与にあたっては次の点を患者に指導すること。
(1)
本剤は水で服用すること。水以外の飲料(カルシウム、マグネシウム等の含量の特に高いミネラルウォーターを含む)、食物又は他の薬剤と一緒に服用すると、吸収を妨げることがあるので、起床後、最初の飲食前に服用し、かつ、服用後少なくとも60分は水以外の飲食を避ける。
(2)
食道及び局所への副作用の可能性を低下させるため、速やかに胃内へと到達させることが重要である。服用に際しては、以下の事項に注意すること。
1)
口腔咽頭部に潰瘍を生じる可能性があるので、本剤をかんだり、口中で溶かしたりしないこと。
2)
上体を起こした状態で十分量(約180mL)の水とともに服用し、服用後60分は横にならないこと。
3)
就寝時又は起床前に服用しないこと。
(3)
本剤は月1回服用する薬剤である。本剤の服用を忘れた場合は気づいた日の翌日に1錠服用し、以後、その服用を基点とし、1カ月間隔で服用すること。
備 考