販売名 |
カナリア配合錠 ※外来のみ採用 |
組 成 |
(1錠中)
テネリグリプチン臭化水素酸塩水和物 31mg
(テネリグリプチンとして20mg)
カナグリフロジン水和物 102mg
(カナグリフロジンとして100mg) |
薬 効 |
選択的DPP-4阻害剤/SGLT2阻害剤 配合剤 |
長期投与 |
○ |
禁 忌 |
(次の患者には投与しないこと)
- 1.
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 2.
- 重症ケトーシス,糖尿病性昏睡又は前昏睡,1型糖尿病の患者〔輸液及びインスリンによる速やかな高血糖の是正が必須となるので本剤の投与は適さない.〕
- 3.
- 重症感染症,手術前後,重篤な外傷のある患者〔インスリン注射による血糖管理が望まれるので本剤の投与は適さない.〕
|
効能・効果 |
2型糖尿病
ただし,テネリグリプチン臭化水素酸塩水和物及びカナグリフロジン水和物の併用による治療が適切と判断される場合に限る. |
効能・効果に関連する使用上の注意 |
- 1.
- 本剤を2型糖尿病治療の第一選択薬として用いないこと.
- 2.
- 原則として,既にテネリグリプチン臭化水素酸塩水和物(テネリグリプチンとして1日20mg)及びカナグリフロジン水和物(カナグリフロジンとして1日100mg)を併用し状態が安定している場合,あるいはテネリグリプチン臭化水素酸塩水和物(テネリグリプチンとして1日20mg)又はカナグリフロジン水和物(カナグリフロジンとして1日100mg)の単剤治療により効果不十分な場合に,使用を検討すること.
- 3.
- 本剤は2型糖尿病と診断された患者に対してのみ使用し,1型糖尿病の患者には投与をしないこと.
- 4.
- 高度腎機能障害患者又は透析中の末期腎不全患者では本剤の有効成分であるカナグリフロジン水和物の効果が期待できないため,投与しないこと.(「重要な基本的注意10.」,「薬物動態」の項参照)
- 5.
- 中等度腎機能障害患者では本剤の有効成分であるカナグリフロジン水和物の効果が十分に得られない可能性があるので投与の必要性を慎重に判断すること.(「重要な基本的注意10.」,「薬物動態」の項参照)
- 6.
- 本剤投与中において,本剤の投与がテネリグリプチン臭化水素酸塩水和物及びカナグリフロジン水和物の各単剤の併用よりも適切であるか慎重に判断すること.
|
用法・用量 |
通常,成人には1日1回1錠(テネリグリプチン/カナグリフロジンとして20mg/100mg)を朝食前又は朝食後に経口投与する. |
備 考 |
|