販売名 |
ガバペン錠200mg |
組 成 |
(1錠中) ガバペンチン 200mg |
薬 効 |
抗てんかん剤 |
長期投与 |
○ |
禁 忌 |
(次の患者には投与しないこと)
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
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効能・効果 |
他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないてんかん患者の部分発作(二次性全般化発作を含む)に対する抗てんかん薬との併用療法 |
用法・用量 |
通常、成人にはガバペンチンとして初日1日量600mg、2日目1日量1200mgをそれぞれ3回に分割経口投与する。3日目以降は、維持量として1日量 1200mg~1800mgを3回に分割経口投与する。なお、症状により適宜増減するが、1日最高投与量は2400mgまでとする。 |
用法・用量に関連する使用上の注意 |
- 1.
- 本剤は他の抗てんかん薬と併用して使用すること。[国内臨床試験において、本剤単独投与での使用経験はない。]
- 2.
- 投与初期に眠気、ふらつき等の症状があらわれることがあるので、投与初期においては眠気、ふらつき等の発現に十分注意しながら用量を調節すること。
- 3.
- 1日3回投与の場合に、各投与間隔は12時間を超えないものとする。
- 4.
- 本剤の投与を中止する場合には、最低1週間かけて徐々に減量すること。[症状が悪化するおそれがある。(「重要な基本的注意」の項参照)]
- 5. 腎機能障害のある患者に対する本剤の投与
- 腎機能障害のある患者に本剤を投与する場合は、下表に示すク レアチニンクリアランス値を参考として本剤の投与量及び投与間隔を調節すること。なお、ここで示している用法・用量はシミュレーション結果に基づくものであるので、腎機能低下者を対象とした国内外試験成績も踏まえて、各患者ごとに慎重に観察しながら用法・用量を調節すること。[「薬物動態」の項参照]
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- 6. 血液透析を受けている患者に対する本剤の投与
- 血液透析を受けている患者に本剤を投与する際、クレアチ ニンクリアランスが5mL/min以上の場合には、上記の投与量に加え、血液透析を実施した後に本剤200mgを追加投与する。また、クレアチニンクリア ランスが5mL/min未満の場合には、初日に200mgを単回投与したのち、血液透析を実施した後に本剤1回200、300又は400mgを追加投与す る(それぞれクレアチニンクリアランス60mL/min以上の患者における1回400、600又は800mg1日3回投与に相当)。なお、ここで示してい る用法・用量は、48時間ごとに4時間血液透析した場合のシミュレーション結果に基づくものであるので、腎機能低下者を対象とした国内外試験成績も踏まえて、各患者ごとに慎重に観察しながら用法・用量を調節すること。[「薬物動態」の項参照]
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備 考 |
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