販売名 ロキソプロフェンNa錠60mg「武田テバ」
組 成 (1錠中) ロキソプロフェンナトリウム水和物 68.1mg(無水物として60mg)
薬 効 鎮痛・抗炎症・解熱剤
長期投与
禁 忌 (次の患者には投与しないこと)
1.
消化性潰瘍のある患者[プロスタグランジン生合成抑制により、胃の血流量が減少し消化性潰瘍が悪化することがある](ただし、「慎重投与」の項参照)
2.
重篤な血液の異常のある患者[血小板機能障害を起こし、悪化するおそれがある]
3.
重篤な肝障害のある患者[副作用として肝障害が報告されており、悪化するおそれがある]
4.
重篤な腎障害のある患者[急性腎不全、ネフローゼ症候群等の副作用を発現することがある]
5.
重篤な心機能不全のある患者[腎のプロスタグランジン生合成抑制により浮腫、循環体液量の増加が起こり、心臓の仕事量が増加するため 症状を悪化させるおそれがある]
6.
本剤の成分に過敏症の既往歴のある患者
7.
アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者[アスピリン喘息発作を誘発することが ある]
8.
妊娠末期の婦人 (「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参 照)
効能・効果
1.下記疾患並びに症状の消炎・鎮痛
関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群、歯痛
2.手術後、外傷後並びに抜歯後の鎮痛・消炎
3. 下記疾患の解熱・鎮痛
急性上気道炎(急性 気管支炎を伴う急性上気道炎を含む)
用法・用量
効能又は効果1.2.の場合
通常、成人にロキソプロフェンナトリウム(無水物として)1回60mg、1日3回経口投与する。頓 用の場合は、1回60~120mgを経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。また、空腹時の投与は避けさせることが望ましい。
効能又は効果3.の場合
通常、成人にロキソプロフェンナトリウム(無水物として)1回60mgを頓用する。
な お、年齢、症状により適宜増減する。ただし、原則として1日2回までとし、1日最大180mgを限度とする。また、空腹時の投与は避けさせることが望まし い。
備 考 先発品:ロキソニン
旧販売名:ロキソプロフェンナトリウム錠60mg「タイヨー」