販売名 ノバミン錠5mg
組 成 (1錠中) プロクロルペラジンマレイン酸塩 8.1mg (プロクロルペラジンとして5mgに相当)
薬 効 精神神経用剤
長期投与
禁 忌 (次の患者には投与しないこと)
1. 昏睡状態,循環虚脱状態にある患者[これらの状態を悪化させるおそれがある。]
2. バルビツール酸誘導体・麻酔剤等の中枢神経抑制剤の強い影響下にある患者[中枢神経抑制剤の作用を延長し増強させる。]
3. アドレナリンを投与中の患者(アドレナリンをアナフィラキシーの救急治療に使用する場合を除く)[「相互作用」の項参照]
4. フェノチアジン系化合物及びその類似化合物に対し過敏症の患者
原則禁忌 (次の患者には投与しないことを原則とするが、特に必要とする場合には慎重に投与すること)
皮質下部の脳障害(脳炎,脳腫瘍,頭部外傷後遺症等)の疑いのある患者[高熱反応があらわれるおそれがあ るので,このような場合には全身を氷で冷やすか,又は解熱剤を投与するなど適切な処置を行うこと。]
効能・効果 統合失調症,術前・術後等の悪心・嘔吐
用法・用量
通常,成人にはプロクロルペラジンとして1日5~20mgを分割経口投与する。
精神科領域におい て用いる場合には,通常,成人1日15~45mgを分割経口投与する。
なお,年齢,症状により適宜増減する。
参考:
通常,幼児,小児には1回2.5mgを1日1~3回経口投与する。特に体重15kg以下の幼児,小児では1日量が7.5mgを超えないよう注意す ること。
生後6ヵ月未満の乳児への使用は避けることが望ましい。
備 考