販売名 ラコールNF配合経腸用液 ※外来のみ採用
組 成
配合成分  1パウチ200mL(200kcal)中 
乳カゼイン  6.800g 
分離大豆たん白質  3.332g 
トリカプリリン  1.500g 
ダイズ油  1.398g 
シソ油  0.360g 
パーム油  0.668g 
マルトデキストリン  29.716g 
精製白糖  2.600g 
クエン酸ナトリウム水和物  414.0mg 
炭酸カリウム  395.4mg 
塩化マグネシウム  311.0mg 
塩化カルシウム水和物  235.2mg 
クエン酸三カリウム  102.54mg 
クエン酸カルシウム  79.06mg 
リン酸二水素カリウム  19.288mg 
塩化カリウム  12.060mg 
グルコン酸第一鉄  6.576mg 
硫酸亜鉛水和物  3.868mg 
硫酸マンガン  984.2μg 
硫酸銅  786.2μg 
ビタミンA油(1g中20万IU含有)  2.070mg 
コレカルシフェロール  0.680μg 
トコフェロール酢酸エステル  1300.0μg 
フィトナジオン  125.00μg 
チアミン塩化物塩酸塩  966.0μg 
リボフラビンリン酸エステルナトリウム  622.8μg 
ピリドキシン塩酸塩  911.8μg 
シアノコバラミン  0.640μg 
アスコルビン酸ナトリウム  63.20mg 
ニコチン酸アミド  5.000mg 
パントテン酸カルシウム  2.082mg 
葉酸  75.00μg 
ビオチン  7.720μg 

栄養成分  1パウチ200mL(200kcal)中 
たん白質  8.76g 
脂肪  4.46g 
糖質  31.24g 
ナトリウム  147.6mg
(6.4mEq) 
カリウム  276mg
(7.0mEq) 
カルシウム  88.0mg
(4.4mEq) 
マグネシウム  38.6mg
(3.2mEq) 
リン  88.0mg 
塩素  234mg
(6.6mEq) 
鉄  1,250μg 
亜鉛  1,280μg 
マンガン  266μg 
銅  250μg 
パルミチン酸レチノール  414IU 
コレカルシフェロール  27.2IU 
酢酸トコフェロール  1,300μg 
フィトナジオン  125.0μg 
チアミン  760μg 
リボフラビン  490μg 
ピリドキシン  750μg 
シアノコバラミン  0.640μg 
アスコルビン酸  56.2mg 
ニコチン酸アミド  5.00mg 
パントテン酸  1,916μg 
葉酸  75.0μg 
ビオチン  7.72μg 
内含量   
 トリカプリリン  1,500mg 
 リノール酸  900mg 
 α-リノレン酸  300mg 

200mL中 
食塩相当量  0.38g 
カフェイン含量(コーヒーフレーバーのみ)  0.197mg 
セレン含量  5μg 
水分  約85% 
窒素量  1.38g 
薬 効 たん白アミノ酸製剤
長期投与
禁 忌 (次の患者には投与しないこと)
1.
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2.
牛乳たん白アレルギーを有する患者[本剤は牛乳由来のカゼインが含まれているため、ショック、アナフィラキシー様症状を引き起こすことがある。]
3.
イレウスのある患者[消化管の通過障害がある。]
4.
腸管の機能が残存していない患者[水、電解質、栄養素などが吸収されない。]
5.
高度の肝・腎障害のある患者[肝性昏睡、高窒素血症などを起こすおそれがある。]
6.
重症糖尿病などの糖代謝異常のある患者[高血糖、高ケトン血症などを起こすおそれがある。]
7.
先天性アミノ酸代謝異常の患者[アシドーシス、嘔吐、意識障害などのアミノ酸代謝異常の症状が発現するおそれがある。]
効能・効果 一般に、手術後患者の栄養保持に用いることができるが、特に長期にわたり、経口的食事摂取が困難な場合の経管栄養補給に使用する。
効能・効果に関連する使用上の注意 経口食により十分な栄養摂取が可能となった場合には、速やかに経口食にきりかえること。
用法・用量 通常、成人標準量として1日1,200~2,000mL(1,200~2,000kcal)を経鼻チューブ、胃瘻又は腸瘻より胃、十二指腸又は空腸に1日 12~24時間かけて投与する。投与速度は75~125mL/時間とする。経口摂取可能な場合は1日1回又は数回に分けて経口投与することもできる。
また、投与開始時は、通常1日当たり400mL(400kcal)を水で希釈(0.5kcal/mL程度)して、低速度(約100mL/時間以下)で投与し、臨床症状に注意しながら増量して3~7日で標準量に達するようにする。
なお、年齢、体重、症状により投与量、投与濃度、投与速度を適宜増減する。
用法・用量に関連する使用上の注意 本剤は、経腸栄養剤であるため、静脈内へは投与しないこと。
備 考