販売名 ラコールNF配合経腸用半固形剤
組 成 (1バッグ(300g)中) 
栄養成分  300g(300kcal)中 
たん白質  13.14g 
脂肪  6.69g 
糖質  46.86g 
ナトリウム  221.4mg
(9.6mEq) 
カリウム  414mg
(10.5mEq) 
カルシウム  132.0mg
(6.6mEq) 
マグネシウム  57.9mg
(4.8mEq) 
リン  132.0mg 
塩素  351mg
(9.9mEq) 
鉄  1,875μg 
亜鉛  1,920μg 
マンガン  399μg 
銅  375μg 
レチノールパルミチン酸エステル  621IU 
コレカルシフェロール  40.8IU 
トコフェロール酢酸エステル  1,950μg 
フィトナジオン  18.75μg 
チアミン  1,140μg 
リボフラビン  735μg 
ピリドキシン  1,125μg 
シアノコバラミン  0.960μg 
アスコルビン酸  84.3mg 
ニコチン酸アミド  7.50mg 
パントテン酸  2,874μg 
葉酸  112.5μg 
ビオチン  11.58μg 
内含量    
 トリカプリリン  2,250mg 
 リノール酸  1,350mg 
 α-リノレン酸  450mg 
薬 効 たん白アミノ酸製剤
長期投与
禁 忌 (次の患者には投与しないこと)
1.
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2.
牛乳たん白アレルギーのある患者[本剤は牛乳由来のカゼインが含まれているため、ショック、アナフィラキシーを引き起こすことがある。]
3.
胃の機能が残存していない患者[本剤の投与方法は、胃の貯留能、運動機能を利用する必要がある。]
4.
イレウスのある患者[消化管の通過障害がある。]
5.
腸管の機能が残存していない患者[水、電解質、栄養素などが吸収されない。]
6.
高度の肝・腎障害のある患者[肝性昏睡、高窒素血症などを起こすおそれがある。]
7.
重症糖尿病などの糖代謝異常のある患者[高血糖、高ケトン血症などを起こすおそれがある。]
8.
先天性アミノ酸代謝異常の患者[アシドーシス、嘔吐、意識障害などのアミノ酸代謝異常の症状が発現するおそれがある。]
効能・効果 一般に、手術後患者の栄養保持に用いることができるが、特に長期にわたり、経口的食事摂取が困難な場合の経管栄養補給に使用する。
効能・効果に関連する使用上の注意 経口食により十分な栄養摂取が可能となった場合には、速やかに経口食にきりかえること。
用法・用量 通常、成人標準量として1日1,200~2,000g(1,200~2,000kcal)を胃瘻より胃内に1日数回に分けて投与する。投与時間は100g当たり2~3分(300g当たり6~9分)とし、1回の最大投与量は600gとする。
また、初めて投与する場合は、投与後によく観察を行い臨床症状に注意しながら増量して数日で標準量に達するようにする。
なお、年齢、体重、症状により投与量、投与時間を適宜増減する。
用法・用量に関連する使用上の注意 本剤は、経腸栄養剤であるため、静脈内へは投与しないこと。
備 考