販売名 |
ミオコールスプレー0.3mg |
組 成 |
(1g中) ニトログリセリン6.5mg(1噴霧中ニトログリセリン0.3mg) |
薬 効 |
定量噴霧式・ニトログリセリン舌下スプレー剤 |
長期投与 |
○ |
禁 忌 |
(次の患者には投与しないこと)
1.
- 重篤な低血圧又は心原性ショックのある患者
[血管拡張作用により更に血圧を低下させ、症状を悪化させるおそれがある。]
2.
- 閉塞隅角緑内障の患者
[眼圧を上昇させるおそれがある。]
3.
- 頭部外傷又は脳出血のある患者
[頭蓋内圧を上昇させるおそれがある。]
4.
- 高度な貧血のある患者
[血圧低下により貧血症状(めまい、立ちくらみ等)を悪化させるおそれがある。]
5.
- 硝酸・亜硝酸エステル系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者
6.
- ホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤(シルデナフィルクエン酸塩、バルデナフィル塩酸塩水和物、タダラフィル)又はグアニル酸シクラーゼ刺激作用を有する薬剤(リオシグアト)を投与中の患者[本剤とこれらの薬剤との併用により降圧作用が増強され、過度に血圧を低下させることがある。「相互作用」の項参照]
|
効能・効果 |
狭心症発作の寛解 |
用法・用量 |
通常、成人には、1回1噴霧(ニトログリセリンとして0.3mg)を舌下に投与する。
なお、効果不十分の場合は1噴霧を追加投与する。
用法及び用量に関する説明
- (使用法)
- 本剤の使用に当たっては、十分な効果を得るために正しく使うことが大切である。
- (1)
- オーバーキャップを押し開ける。
- (2)
- 初めて使用する場合は、6~7回空噴霧する。また、1ヵ月以上間隔をおいて再使用する場合は、1回空噴霧してから使用する。
- (3)
- 噴霧孔をできるだけ口へ近づける(容器を持つ指があごにつくまで)。残量が少なくなると、傾けた状態では正確に噴霧されないことがあるので、なるべく容器は垂直に立てて持つ。
なお、寝ている場合は頭を少し起こしてから使用する。
-

図.ミオコールスプレー0.3mgの噴霧例
- (4)
- 舌を上げ、上あごにつけてから口を開け、息を止めた状態で舌下(舌の裏側)に向けて噴霧ボタンを1回押し、口を閉じる。このとき、深く吸い込まないこと。
- (5)
- 使用後はオーバーキャップを閉じる。
- (医師・薬剤師等へのお願い)
- 患者に添付の患者用説明書(ミオコールスプレー0.3mgを使用される方へ)の内容をご説明の上、その文書を必ずお渡し願います。また、用法・用量を厳重に守るようご指導願います。
|
備 考 |
|