販売名 コントミン筋注10mg
組 成 (1アンプル中)  クロルプロマジン塩酸塩 10mg
薬 効 精神神経安定剤
長期投与
禁 忌 (次の患者には投与しないこと)
1.
昏睡状態,循環虚脱状態の患者〔これらの状態を悪化させるおそれがある.〕
2.
バルビツール酸誘導体・麻酔剤等の中枢神経抑制剤の強い影響下にある患者〔中枢神経抑制剤の作用を延長し増強させる.〕
3.
アドレナリンを投与中の患者(アドレナリンをアナフィラキシーの救急治療に使用する場合を除く)(「相互作用」の項参照)
4.
フェノチアジン系化合物及びその類似化合物に対し過敏症の患者
原則禁忌 (次の患者には投与しないことを原則とするが、特に必要とする場合には慎重に投与すること)
皮質下部の脳障害(脳炎,脳腫瘍,頭部外傷後遺症等)の疑いがある患者〔高熱反応があらわれるおそれがあるので,このような場合には全身を氷で冷やすか,又は解熱剤を投与するなど適切な処置を行うこと.〕
効能・効果 統合失調症,躁病,神経症における不安・緊張・抑うつ,悪心・嘔吐,吃逆,破傷風に伴う痙攣,麻酔前投薬,人工冬眠,催眠・鎮静・鎮痛剤の効力増強
用法・用量 クロルプロマジン塩酸塩として,通常成人1回10~50mgを筋肉内に緩徐に注射する.
なお,年齢,症状により適宜増減する.
備 考