販売名 デュピクセント皮下注300mgペン ※外来のみ採用
組 成 (1本(2mL)中) デュピルマブ 300mg
薬 効 ヒト型抗ヒトIL-4/13受容体モノクローナル抗体
長期投与
警 告 本剤の投与は、適応疾患の治療に精通している医師のもとで行うこと。
禁 忌 (次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能・効果
  • 既存治療で効果不十分なアトピー性皮膚炎
  • 気管支喘息(既存治療によっても喘息症状をコントロールできない重症又は難治の患者に限る)
  • 鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎(既存治療で効果不十分な患者に限る)
効能・効果に関連する使用上の注意
  • 〈アトピー性皮膚炎〉
    1. 5.1 ステロイド外用剤やタクロリムス外用剤等の抗炎症外用剤による適切な治療を一定期間施行しても、十分な効果が得られず、強い炎症を伴う皮疹が広範囲に及ぶ患者に用いること。
    2. 5.2 原則として、本剤投与時にはアトピー性皮膚炎の病変部位の状態に応じて抗炎症外用剤を併用すること。
    3. 5.3 本剤投与時も保湿外用剤を継続使用すること。
  • 〈気管支喘息〉
    1. 5.4 最新のガイドライン等を参考に、中用量又は高用量の吸入ステロイド薬とその他の長期管理薬を併用しても、全身性ステロイド薬の投与等が必要な喘息増悪をきたす患者に本剤を追加して投与すること。
    2. 5.5 本剤はIL-4及びIL-13シグナル伝達を阻害することにより、喘息の病態に関与する2型炎症反応を抑制することから、臨床試験で認められた本剤投与前の2型炎症に関連するバイオマーカー(血中好酸球数、FeNO、IgE等)の値と有効性の関係を十分に理解し、患者の当該バイオマーカーの値を考慮した上で、適応患者の選択を行うこと。
    3. 5.6 本剤は既に起きている気管支喘息の発作や症状を速やかに軽減する薬剤ではないので、急性の発作に対しては使用しないこと。
  • 〈鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎〉
    1. 5.7 本剤は全身性ステロイド薬、手術等ではコントロールが不十分な患者に用いること。
用法・用量
  • 〈アトピー性皮膚炎〉

    通常、成人にはデュピルマブ(遺伝子組換え)として初回に600mgを皮下投与し、その後は1回300mgを2週間隔で皮下投与する。

  • 〈気管支喘息〉

    通常、成人及び12歳以上の小児にはデュピルマブ(遺伝子組換え)として初回に600mgを皮下投与し、その後は1回300mgを2週間隔で皮下投与する。

  • 〈鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎〉

    通常、成人にはデュピルマブ(遺伝子組換え)として1回300mgを2週間隔で皮下投与する。なお、症状安定後には、1回300mgを4週間隔で皮下投与できる。

用法・用量に関連する使用上の注意
  • 〈アトピー性皮膚炎〉
    1. 7.1 本剤による治療反応は、通常投与開始から16週までには得られる。16週までに治療反応が得られない場合は、投与中止を考慮すること。
備 考