販売名 レペタン注0.2mg
組 成 (1アンプル中) ブプレノルフィン塩酸 0.216mg(ブプレノルフィンとして0.2mg)
薬 効 鎮痛剤
長期投与 30日分投与を限度とする
禁 忌 (次の患者には投与しないこと)
1.
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2.
重篤な呼吸抑制状態及び肺機能障害のある患者[呼吸抑制が増強されることがある。]
3.
重篤な肝機能障害のある患者[代謝が遅延し、作用が増強されるおそれがある。]
4.
頭部傷害、脳に病変のある場合で、意識混濁が危惧される患者[呼吸抑制や頭蓋内圧の上昇を来すおそれがある。]
5.
頭蓋内圧上昇の患者[頭蓋内圧が更に上昇するおそれがある。]
6.
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
7.
ナルメフェン塩酸塩水和物を投与中の患者又は投与中止後1週間以内の患者(「相互作用」の項参照)
効能・効果
1. 下記疾患並びに状態における鎮痛
術後、各種癌、心筋梗塞症
2. 麻酔補助
用法・用量
1. 鎮痛を目的とする場合
術後、各種癌
通常成人には、ブプレノルフィンとして1回0.2mg~0.3mg(体重当り4μg/kg~6μg/kg)を筋肉内に注射する。なお、初回量は0.2mgとすることが望ましい。その後必要に応じて約6~8時間ごとに反復注射する。症状に応じて適宜増減する。
心筋梗塞症
通常成人には、ブプレノルフィンとして1回0.2mgを徐々に静脈内に注射する。症状に応じて適宜増減する。
2. 麻酔補助を目的とする場合
通常成人には、ブプレノルフィンとして0.2mg~0.4mg(体重当り4μg/kg~8μg/kg)を麻酔導入時に徐々に静脈内に注射する。症状、手術時間、併用薬などに応じて適宜増減する。
備 考