販売名 |
リュープリンSR注射用キット11.25 ※出荷調整中 |
組 成 |
(1キット中) リュープロレリン酢酸塩 11.25mg |
薬 効 |
- LH-RH(黄体形成ホルモン放出ホルモン)誘導体
- マイクロカプセル型徐放性製剤
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長期投与 |
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禁 忌 |
(次の患者には投与しないこと)
- 全効能疾患共通
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- 本剤の成分又は合成LH-RH、LH-RH誘導体に対して、過敏症の既往歴のある患者
- 閉経前乳癌の場合
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- 妊婦又は妊娠している可能性のある患者、授乳中の患者(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
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効能・効果 |
○前立腺癌
○閉経前乳癌
○球脊髄性筋萎縮症の進行抑制 |
効能・効果に関連する使用上の注意 |
- 閉経前乳癌の場合
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- 本剤の使用開始にあたっては、原則としてホルモン受容体の発現の有無を確認し、ホルモン受容体が陰性と判断された場合には本剤を使用しないこと。
- 球脊髄性筋萎縮症の進行抑制の場合
- (1)
- 遺伝子検査により、アンドロゲン受容体遺伝子におけるCAGリピート数の異常延長が確認された患者に投与すること。
- (2)
- 去勢術、薬物療法等により血清テストステロン濃度が去勢レベルに低下している患者では、本剤の効果が期待できないため、投与しないこと。
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用法・用量 |
通常、成人には12週に1回リュープロレリン酢酸塩として11.25mgを皮下に投与する。
投与に際しては、注射針を上にしてプランジャーロッドを押して、懸濁用液全量を粉末部に移動させて、泡立てないように注意しながら、十分に懸濁して用いる。 |
用法・用量に関連する使用上の注意 |
- 前立腺癌の場合
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- 本剤は12週間持続の徐放性製剤であり、12週を超える間隔で投与すると下垂体−性腺系刺激作用により性腺ホルモン濃度が再度上昇し、臨床所見が一過性に悪化するおそれがあるので、12週に1回の用法を遵守すること。
- 閉経前乳癌の場合
- (1)
- 治療に際しては妊娠していないことを確認し、また、治療期間中は非ホルモン性の避妊をさせること。
- (2)
- エストロゲン低下作用に基づく骨塩量の低下がみられることがあるので、長期にわたり投与する場合には、可能な限り骨塩量の検査を行い慎重に投与すること。
- (3)
- 本剤は12週間持続の徐放性製剤であり、12週を超える間隔で投与すると下垂体−性腺系刺激作用により性腺ホルモン濃度が再度上昇し、臨床所見が一過性に悪化するおそれがあるので、12週に1回の用法を遵守すること。
- 球脊髄性筋萎縮症の進行抑制の場合
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- 本剤は12週間持続の徐放性製剤であり、12週を超える間隔で投与すると下垂体−性腺系刺激作用により性腺ホルモン濃度が再度上昇し、疾患が進行するおそれがあるので、12週に1回の用法を遵守すること。
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備 考 |
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